2012年6月9日土曜日

炊き出しから生まれた女川カレー

高台の体育場に3階建の仮設住宅
宮城県女川町の復興「女川カレー」
・・・食から職へ・・・


東日本大震災の後、宮城県女川町でカレーの炊き出しを行ったメタ・バタッツさん。地元の方々の、「女川からカレーをメッセージとして伝えていこう!」という声で、子どもさんからお年寄りまでが食べられるようなやさしいカレー「女川カレー」を作りました。

メタ・バラッツさん
このプロジェクトの背景には、「イベントとして一過性に終わらせない」ということと、「『支援者被災者』という図式を超えた双方向のコミュニケーションができないか」などがあります。この思いは私たち「東北復興支援の森」が思うことと同じであり、是非、応援したいと思いました。

今、女川町商工会の皆さん、女川町の皆さん、ボランティアの皆さんとバラッツさんは一緒に「食から職へ」をテーマに、「女川カレー」の普及を行っています。

女川高校グラウンドの仮設商店街内に、女川カレー製造所もできました。
超簡単♪自宅で本格スパイスカレーキット
カレーブック 女川カレー」
販売価格(税別)¥650 (4食分)


『女川カレー』は、宮城県女川町での炊き出しから生まれました。





避難所ですべての年齢層が食べる事のできるやさしい味のカレーとして栄養価が高く、もともと自然食の取り組みに造詣の深いアナンコーポレーションのメタ・バラッツさんがメニューを考案しました。
寒さの中でもからだが暖まるように、血流をよくするスパイスを配合しました。
胃腸に負担がかからないように、消化にいいお豆のカレーにしました。お年寄りもこどもも食べられるように、刺激が強くないやさしい味です。

調理は袋からスパイスを出して、お好きな野菜やお肉と合わせて調理するだけ。
本格的な美味しいカレーをご家庭で味わえます
【女川カレー内容】
品名:カレールウ(女川カレー)4食分
原材料:小麦粉、植物油、マスール豆、砂糖、カレー粉、パプリカ、パセリ、フェンネル、レッドペッパー、香辛料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等:大豆由来)
内容量:130g
賞味期限:製造日より1
保存方法:高温多湿を避け保存して下さい
(女川カレープロジェクトhttp://onagawacurry.com/?p=74参照)


女川カレーのお求め方法:

「東北復興支援の森」でも頒布していますので、ご連絡ください。3つ以上お求めの方には、発送もできます。


女川カレー1個(4人分) 650円(税別)
送料:3個以上10個以内お買い上げの場合、送料は350円

注文:電話:03-5574-7181
   FAX:03-5574-7183 

    
       
sugiura@bosch-inc.co.jp


【メタ・バラッツさんとの出会い】
メタ・バラッツさんとは、テレビの番組にご出演を頂いたご縁です。バラッツさんは、鎌倉在住。インドのスパイスを通じて、日本とインドの交流をしてきたお父さんと二人三脚でスパイスの普及を行っています。その背景には、インド独立の父、マハトマ・ガンジーの精神が生きています。綿花で職を創り、独立と自由を得たインド。ガンジーの「人々の手によって職を作り、人々が自立するのが本当の独立である」という精神を今に伝えています。これは、今の東日本の復興支援にもっとも必要な考えです。女川カレーを通じて、本来の意味の復興へのお手伝いができればと思っております。

【女川町との出会い】
10月のサンマ祭。ボランティアさんが焼くサンマ
昨年夏前から半年あまり、被災地の子どもたちに、ビデオメッセージを作ってもらうプロジェクトがあり、女川町の小学校、中学校を何度も訪れました。
下校前の短い時間をつむぎながら、子どもたちや先生方と一緒にビデオを作りあげました。サッカーや野球の試合や、サンマ祭りへの参加など課外授業への参加をして思ったのは、子どもたちがとても元気なこと。子どもたちがいいます「。大人たちはとても辛い思いをしている。私たちが元気でいなければ、大人たちも元気になれない」と。また、教育委員長は言います「震災にあったから、授業が遅れた、学力が低下したと言わせない」。震災後、宮城県で一番最初に授業を再開したのが女川町。そんな女川町の思いは、なかなかメディアで伝わりませんので、せめて、小さいメディアでも、女川町の奮闘ぶりを紹介していこうと思っています。
女川一中学の野球の試合
女川カレープロジェクト http://onagawacurry.com/
女川町商工会あがらいん http://www.onagawa.miyagi-fsci.or.jp/
アナン株式会社 http://www.e-anan.net/











 




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